『車庫飛ばし』と『引っ越し』

車庫飛ばしとは

車庫とばしって言葉ご存知ですか?

 

 

車庫飛ばしとは、実際に車を保管している場所と、申請している車の保管場所が異なっていることを言います。

 

このようなケースに該当する場合

の1つとして、

 

うっかりと知らずに生じやすいのが、

 

引っ越し後の車の保管場所の届出忘れです。

 

 

車庫法(※自動車の保管場所の確保等に関する法律)では次のように定められています。

 

 

車庫法(自動車の保管場所の確保等に関する法律)

(保管場所の確保)

第三条 自動車の保有者は、道路上の場所以外の場所において、当該自動車の保管場所(自動車の使用の本拠の位置との間の距離その他の事項について政令で定める要件を備えるものに限る。第十一条第一項を除き、以下同じ。)を確保しなければならない。

 

 

政令で定める要件とは、

 

自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令

(保管場所の要件)

第一条 自動車の保管場所の確保等に関する法律(以下「法」という。)第三条の政令で定める要件は、次の各号のすべてに該当することとする。

一 当該自動車の使用の本拠の位置との間の距離が、二キロメートル(法第十三条第二項の運送事業用自動車である自動車にあつては、国土交通大臣が運送事業(同条第一項の自動車運送事業又は第二種貨物利用運送事業をいう。)に関し土地の利用状況等を勘案して定める地域に当該自動車の使用の本拠の位置が在るときは、当該地域につき国土交通大臣が定める距離)を超えないものであること。

二 当該自動車が法令の規定により通行することができないこととされる道路以外の道路から当該自動車を支障なく出入させ、かつ、その全体を収容することができるものであること。

三 当該自動車の保有者が当該自動車の保管場所として使用する権原を有するものであること。

 

 

上記の条文には、

車の保管場所は、使用の本拠の位置から2キロメートルと記載されています。

 

また、住所が変更した場合の車庫の手続きは、住所変更後の管轄の警察署に15日以内に届けなければなりません。

 

こちらは、車庫法第7条に記載されています。

 

 

(保管場所の変更届出等)

 

第七条 自動車の保有者は、第四条第一項の政令で定める書面若しくは同項ただし書の政令で定める通知(以下この項において「書面等」という。)において証された保管場所の位置を変更したとき(道路運送車両法第十二条に規定する処分又は第十三条に規定する処分を受けようとする場合において、書面等において証された保管場所の位置を変更したときを除く。)又は第五条の規定による届出に係る保管場所の位置を変更したときは、変更した日から十五日以内に、変更後の保管場所の位置を管轄する警察署長に、当該自動車の使用の本拠の位置、変更後の保管場所の位置その他政令で定める事項を届け出なければならない。変更後の保管場所の位置を変更したとき(同法第十二条に規定する処分又は同法第十三条に規定する処分を受けようとする場合において、書面等において証された保管場所の位置を変更したときを除く。)も、同様とする。

 

また、届出をしなかった場合には、車庫法第17条3項1号に10万円以下の罰金が定めれています。

 

(罰則)

第十七条 次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

一 第九条第一項の規定による公安委員会の命令に違反した者

二 第十一条第一項の規定に違反して道路上の場所を使用した者

 

2 次の各号のいずれかに該当する者は、二十万円以下の罰金に処する。
 
一 自動車の保管場所に関する虚偽の書面を提出し、又は警察署長に自動車の保管場所に関する虚偽の通知を行わせて、第四条第一項の規定による処分を受けた者
 
二 第十一条第二項の規定に違反した者
 
 
3 次の各号のいずれかに該当する者は、十万円以下の罰金に処する。
 
一 第五条、第七条第一項(第十三条第四項において準用する場合を含む。)又は第十三条第三項の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をした者
二 第九条第六項の規定に違反した者
三 第十二条の規定による報告をせず、若しくは資料の提出をせず、又は虚偽の報告をし、若しくは虚偽の資料を提出した者

 

現状では、積極的には取り締まわれていないよう感じますが、

 

引越し等により住所を変更した際には、警察署に車の保管場所の変更の届出をしなければならないことを忘れないようにしましょう。